yushodomark 絵画と美術品の保存修復 祐松堂(ゆうしょうどう)        《サイトマップ》

◎絵画修復事例

祐松堂でおこなってきた絵画修復の実例を報告書形式でご紹介します。ここでご紹介する修復方法、修復処置に利用した材料素材、合成樹脂などは、利用実績があるか、処置実施時点で安全性が確認されていたもので、なお限られた条件の下に使用しています。 すべての作業は文化財修復の理念に則り、さらには所有者の希望を叶えるべく、常に最善を尽くす様努めています。

狩野美信 作『帳果馳図』

幕末に描かれた伝統的な日本画の修復

歌川豊国 作 浮世絵版画

製本された115点の多色刷り木版画の解体から保存修復

木村了琢 作『天台大師座像』

装幀(表装)部も描かれた絵画の修復

山口華楊 作『鮎図』

絵の具が剥離した近代日本画の修復

藤田嗣治 作 デッサン

厚紙に描かれた素描作品の波打ち修正と汚れの除去

伝 会津八一 作 彫刻扁額

長期間屋外におかれた木板彫刻の修復

歌舞伎絵看板 

手書きの古典ポスター、大型絵画の修復と紙筒を利用した掛軸装幀

山本昇雲 作 屏風絵

カビ被害にあった屏風絵の修復

上野山清貢 作 『鮭図』

厚板に描かれた油彩画の亀裂修復

吉永叢生 作 『風渡る』

ベニヤ板パネルに貼られた現代日本画の破損修復

丸木伊里・丸木俊 作『おきなわしまのこえ』

変色、汚染した絵本原画のしみぬき、洗浄処置

竹谷富士雄 作『陽傘の下』

大きな亀裂と絵の具の剥離が生じた油彩画の修復

パブロ・ピカソ作 リトグラフ版画

変色した画用紙の漂白処置

墨書扁額『壷中天』

現状を出来る限り残す修復方法